豊後高田市民がつくる活きた情報サイト ~ 観光 宿泊 イベント グルメ 特産 etc ~

8月28日は皆既月食

LINEで送る
Top/8月28日は皆既月食
最終更新日: 2007/10/28

流星群の次は 皆既月食 6年ぶりの皆既月食!  

8月28日の月食(本影食)は、17時51分に始まります。しかしこの時刻には、日本のほとんどの地域で月が地平線の下にあり見られません。したがって月は、月食が始まった状態(月が欠けた状態)で地平線から昇ってきます(「月出帯食」といいます)。月食の経過は日本全国どこでもほとんど同じ時刻ですが、月の出の時刻は観察する場所によって大きく異なります。東京では18時11分に月の出となりますが、この時の月は約3割ほど欠けた状態で昇ってきます。大まかにいうと、東日本ほど早い時間帯に月の出となります。このため、月食を観察できる時間は東日本ほど長くなります。また皆既月食が始まるときの月の地平線からの高さも、東日本の方が高く、条件が良いことになります。
出典:国立天文台暦計算室

と、大分県では月の出から10分程度で皆既食が始まるため高度が低く、あまり観測条件は良くありません。
しかし、東~南東方向がよく開けていて地平線近くまで見える場所であれば観測できます。

方向角[°]月[°]視半径[″]その他
時刻北極極頂天頂高度方位半影本影角距離食分備考
18時42.2分40-5696-0.2102.44611267397219990.847月の出
18時52.0分36-55921.4103.64611267397217011.000皆既食の始め
19時37.4分333-532510.1109.8461226749737661.481食の最大
20時22.7分270-4931918.6116.74613267697317031.000皆既食の終わり
21時23.8分255-4229729.2127.84615267797336500.000部分食の終わり
22時22.5分251-3228338.0141.14616267897455900.000半影食の終わり

「皆既月食どんな色?」キャンペーン  

国立天文台では、月食中の月がどんな色に見えるのか観察してもらうためのキャンペーンを行っています。
国立天文台「皆既月食どんな色?」キャンペーン

観測結果  

撮影者:成志可